今日はイエス・キリストが磔にされた金曜日で、Karfreitag カール・フライタークと呼ばれます。
Kar は、古高地ドイツ語のKara(嘆き・悲しみ)に由来するのだと、AIに教えてもらいました。
合唱でいっしょにアルトを歌ったドイツ人女性には、この日は歌ったり踊ったり騒いだりしてはいけない、と釘を差されていました。
全国で祝日に決められていて、静かにすることが法律で定められているのだそうです。仮に自宅で騒いだのだとしても、隣人から警察を呼ばれる可能性があるそうです。
教会でヨハネ受難曲が演奏されるというので、聴きにいきました。

小さなプロテスタント教会です。
入口では、男子中学生が入場チェックをしていて、講堂の中では同じく、歌詞の載ったパンフレットを売っていました。

そのパンフレットの最初のページには、この教会のKantorin カントーリン(教会音楽指導者)の言葉が載っていました。

現代、バッハの受難曲を演奏することが、はたして許されるのかという内容です。
バッハの受難曲の歌詞には、イエスを殺した者としてユダヤ人たちが登場します。
ヨーロッパでは、現在もユダヤ人たちが実際に憎悪され暴力を受けているので、この曲を演奏することについても複雑で幅広い意見があるといいます。
しかし、私たちはバッハの曲にある道徳的要請を受け取り伝えたいのだ、と書かれていました。

