トルコ・モスク

移民・外国人

こちらに来て3度目の日曜日です。久しぶりに洗濯をして、ふたりで出かけることにしました。

木蓮のつぼみが開き始め、地面にはスイセンやクロッカスが咲き、あちこちにミモザが香っています。木の葉はまだつぼみですから、通りの建物の全貌がよく見えます。気温は9℃(体感温度7℃)の表示がありますが、日向では上着が要らないくらいの暖かさです。

ベルリンでいちばん有名なモスクだというので、Berlin Türk Şehitlik Camii ベルリン・テュルク・シュヒトリッキ・ジャーミーを訪ねました。

拭き掃除をしているおじさんに、モスク内の案内について尋ねると、あの人に聞いたらいい、といってドイツ語を話せる男性を紹介してくれました。ちなみにそのおじさんはとても気さくで、スマホを貸しなさいという手振りをして、礼拝堂で私たちの写真を撮ってくれて、ついでに自分も含めた3人のセルフィーまで撮りました。

1800年代に、プロイセン国王からオスマン帝国へ譲与された場所が、トルコ人墓地として引き継がれてきました。それがこのモスクの前身だそうですこの墓地には、トルコ人だけでなく、今では、イスラム教スンニ派の他国籍の人々も埋葬されているそうです。

ドイツ語が話せるという男性はヨゼフさんで、子どものときにトルコからドイツに来たそうですが、息子さんたちを、ムスリム教学を学ぶためにトルコに留学させたという、熱心な信者さんでした。

私たちを、トルコ紅茶と干しデーツとペットボトルの水でもてなしてくれ、たくさんの質問にほがらかに答えてくれました。

礼拝を見せてほしいとリクエストしました。

アラビア文字の修飾が美しいです。
低い窓の上のドロップアーチ(青い部分)には、右から順番に、コーランの第一章が、金文字で音符とともに書かれています。各柱の上の青い丸には同じく金文字で、「神」から始まって、聖者の名前が書かれています。
こちらは男性のための礼拝室で、1階には女性用の礼拝室もあります。スピーカーで、どこにいてもコーランの読み上げや説教が聞こえるようになっています。男性の礼拝室を取り囲む2階部分は、女性の入場が許可されているそうですが、この日、女性はひとりも姿を見せませんでした。1階で礼拝されていたようです。ちなみに、女性は指導者にはなれないのだそうです。
コーランは406ページで終わると聞いたのに、見せてもらったコーランは604ページで終わっていました。数字も右から左なんでしょうか。
説教者の登壇するミンバル
イスラム神学者が講義をする台
室内へ人を案内するときには、客人の手を清めるのが礼儀なのだといって、爽やかな香りのオーデコロン Limon Kolonyasi(アルコール度80)をふりかけられました。
トルコのお菓子
ドイツ語のパンフレットをいくつも頂きました。

礼拝のあとは、信者会館のような建物にも案内してもらいました。そこではちょうど結婚の誓いの儀式が行われていました。部屋から出てきた花嫁さんに「きれいですね」というと「ありがとう」と笑っていました。

また来なさいと何度も親切にいわれながら、モスクを辞して、となりのテンペルホーフ公園を見にいきました。 飛行場の跡地開発が進みそうだったとき、住民の声で公園にした場所です。

ドイツではめずらしく野球の試合をしていました。
自転車を逆立てて、テニスネットの代用にして、テニスを楽しむ男性たち

それから自転車のフリーマーケットをのぞいてみました。

身分証明書を預ければ、近所を試乗できるというシステムです。試乗してみた自転車が、ブレーキがきかなかったのでそう伝えると、自転車部品の販売ブースへ持っていって修理していました。外国人も多いのか、英語のほうが多く聞かれました。

もうマーケットも終わりに近づいていて、値段は下がっていたみたいですが、それでも、こちらの自転車で299ユーロ≒55,000円です。
電動アシスト自転車が、899ユーロ≒165,150円です。
シラーの散歩道
フォンターネ通り