タンデム・パートナーのBさんに招待されて

くらし

こちらに来て15回目の日曜日です。この日は、タンデム・パートナーのBさんから、夕食に招待されていました。

朝から、日本とZoomをつないで勉強会をして、先週、加入した近所の教会のコーラス・グループのメンバーといっしょに、礼拝で歌って、午後からまた日本とZoomをつないで読書会をして、という盛りだくさんの日程のあと…。

Bさんの家に向かっていると、ドイツ国旗を掲げたり、顔に黒・赤・金の色を塗ったりした人たちとすれ違います。(教会の人たちも、集まってパブリック・ビューイングをするというので、いっしょに見るかと誘われました。)

Bさんのお宅は、Belleveu ベルビュー駅の近くにある、古くて大きなアパートです。

このアパートを借りれるまで、何年も待ったそうです。どの部屋も広くゆったりしていて、天井がとても高いです。廊下には天井裏の収納があるというのに、その廊下でさえ、日本の天井よりも高いほどです。

Bさんは、レストランのコース料理のように、完璧な準備をして待ってくれていました。さぞ時間がかかり大変だったことでしょう。頭が下がります。

水道水のボトルの1本は、ミネラル補給のための色とりどりの丸い石が入れてありました。もう1本は、炭酸を加えてありました。さらに、白ワインと赤ワインを1本ずつ。これらすべてをそれぞれ氷で冷やしてありました。

最初はポテトスープ。上に、Rote Bete ローテ・ベーテ(赤ビート)の甘酢漬けが浮かべてあってきれいです。日本国旗をイメージしたのかなと思いました。コクのあるスープに酸味がよく合います。写真を撮るのを忘れて、いただきました。

Rote Bete ローテ・ベーテ。写真下は生のものですが、皮を剥いたり切ったり茹でたりするのに、手が真っ赤に染まったり、服にシミがついたりするので、写真上の茹でた袋入りのものを買う人も多いです。

次は、熱々のポテトボール。中にサラミが入っていて、上に乗っているのはブルーベリーでした。外側が香ばしくカリッと焼かれていて、バターの香りがします。

サラダには、ピリッと酸っぱい味つけの 緑のアスパラガスや、レンズ豆などが加えられていました。

これは、Weißer Spargel ヴァイサー・シュパーゲル(白アスパラガス)のパイです。

白アスパラガスは、ドイツではKönigliches Gemüse ケーニヒリッヘス・ゲミューゼ(野菜の王様)と呼ばれています。旬になると、必ず話題にのぼります。株の育成のため、6月24日までしか売ることが出来ない決まりになっています。

Bさんはきっと、私がTafel ターフェルのビュッフェで、白アスパラガスをよろこんで食べていたので、こうしてメニューに加えてくれたのでしょう。

デザートは、チーズケーキの、苺などの入ったルバーブのコンポート添えでした。

ドイツのチーズケーキは、焼くタイプですが、Bさん家で伝えらているレシピは、外側の生地のないものでした。「レシピは秘密なの?」と聞くと、「まさか」と笑って、後からレシピをくれました。いつか挑戦してみます。

Rhabarbar ラバーバ(ルバーブ)は、6月末くらいまでスーパーでよく見かける、酸味がとても強くて、栄養価の高い野菜です。洗って甘く煮るだけで、簡単にコンポートができます。

Rhabarbar ラバーバ(ルバーブ)

すっかり長居をしてしまいました。そのあいだにサッカーの試合も勝負がついていました。話題の相手国キュラソーは、ドイツを相手に1点を入れたそうですね。帰りの電車では、ユニフォーム姿の若者たちも大人しく乗っていました。