タンデム・パートナーBさんとMitte(ミッテ地区)を歩く

観光・旅行

3週間にぶりにBさんと会うことになったので、市内案内の続きをお願いしました。

気温は1桁台ですが、青い空がひろがって日差しが暖かい日になりました。前回、最後に見たのが、Haus der Kulturen der Welt 世界文化の家だったので、そこでバスを降りて歩き始めました。

至るところに記念碑などがあって、たくさん話を聞きましたが、とても書ききれないので、そのうちのほんのわずかになりますが、記録しておこうと思います。

① Sowjetisches Ehrenmal im Tiergarten ソビエト戦勝記念碑のうち、旧西側にあるものです。戦車や大砲などを大通り(6月17日通り)に向けて展示してあります。ウクライナ侵攻が始まったときに集会などがあったのでしょう、背の高いバリケードがまだたくさん置かれています。
その横の草地には、リスが何かを食べていました。
② かつてロナルド・レーガンが、ここに立って「ゴルバチョフ、この壁を壊しなさい」と言ったという場所です。
③ ブランデンブルク門の南には、アメリカ大使館(右奥のベージュ色の建物)があります。窓が小さく無機質に並んでいるので、拘置所のようだと揶揄されているようです。
④ Denkmal für die ermordeten Juden Europas 虐殺されたヨーロッパのユダヤ人のための記念碑
⑤ DDR(Deutsche Demokratische Republik ドイツ民主共和国)旧東ドイツ時代にアパートとして使われていた建物。当時の典型的なデザインです。ブランデンブルク門に最も近い住居なので、政府に非常に忠実な人物だけが住むことが許されていたそうです。
それを聞いてすぐ思い出したのは、Leipzig ライプツィヒで知り合った学生さんの話です。彼女のおじいさんは、若いときに西側へ逃げようと試みてつかまり、国境から遠い山奥に移住させられたのだそうです。彼はイノシシ狩りが上手で、肉をさばいて食べさせてくれるのが、彼女の楽しみなのだと話していました。
⑥ このあたりは主要な大使館が並んでいて、車は自由に出入りできません。電動の車止めが降ろされて車が1台はいっていきます。
⑦ ロシア大使館です。2重にバリケードがめぐらされています。
ロシア大使館を臨む道路には、戦争反対の文字と、ナワリヌイ氏を悼む言葉や花が供されていました。
ウクライナの戦場の写真が置かれ、侵攻が始まってから殺されたり傷を負ったり連れ去られたりした子どもたちの人数が、日々書き込まれています。
⑧ 1933年5月10日、ナチス政権によって焚書が行われた場所です。地下にモニュメントがあるのだそうですが、磨りガラスで覆われていて、残念ながら、中は見えませんでした。Humboldt-Universität zu Berlin フンボルト大学ベルリンの、道路を挟んで向かい側の広場です。左奥に見えるのは、Sankt Hedwigs-Kathedrale 聖ヘドヴィッヒ聖堂です。
⑨ Sankt Hedwigs-Kathedrale 聖ヘドヴィッヒ聖堂の地上階部分です。外のイメージとは全く異なる空間がひろがっていました。6年間の修復を経て、2024年11月24日にオープンしたのだそうです。ステンドガラスやさまざまな装飾を省き、光がたくさん差し込む、真っ白なデザインになっています。中心に向けて平坦な空間ですが、この中央には、かつて(戦後の改修の際に)は穴が空けられていたのだそうです。そこから地下の空間に光が差し込み、地上と地下(生と死)が連動する演出となっていて、それが無くなることを惜しむ声が多かったのだそうです。
地下へ降りる階段
地下空間。地上と同様に、中央に向けて平坦なデザインになっています。
⑩ CityQuartier DomAquarée 写真手前のビルには、かつて世界最大級の円筒形水槽がありました。ロビーの中央に透明のエレベータがあって、その周りを海水の水槽が囲んでいて、熱帯魚が泳いでいたそうです。それが2022年12月16日の早朝に突然、破裂して、すべての魚が死んでしまったのだそうです。幸い、誰も起きていない時間帯だったので、亡くなった人はいなかったのだそうです。
⑪ Denkmal zur Erinnerung an den Rosenstraßen-Protest ローゼン通り抗議運動を記念する碑
ユダヤ人強制送還の第2波で、「混血結婚」として男性たちが、ここにあった庁舎に連行され隔離されました。夫や父親を心配した女性たちが、1週間にわたりこの場所に立ち続け抗議をして、彼らはついに釈放されたのだそうです。
おまけ RITTER SPORT リッタースポーツ・チョコレートのお店です。ナッツやフレークなどを自分好みにアレンジしたチョコレートを作ってくれるので、お土産を買っていく人が多いお店です。店内にはサービスで、Schokoladenbrunnen ショコラーデンブルンネン(チョコレートの泉)というのがあって、ミルクチョコレートが湧き出ています。ツマミを引くと少しだけチョコレートが出てきます。そばに置かれたミニ・ワッフルカップに、それを入れて、食べます。