Ostsee オストゼー (バルト海)へ ①[後篇]Rostock ロストック

歴史

Warnemünde の 海は広くて、砂は白く細かくて、カモメの声がたえまなく聞こえて、とてもいいところでしたが、すっかり疲れてしまいました。今すぐここで横になりたいけれども、今日のおもな目的地 Rostock 旧市街歩きがまだ残っています。

Rostock 中央駅で、コーヒーを1杯いただいて、目を覚ましました。

旧市街地までは徒歩でも行けますが、中央駅の地下から路面電車に乗ることもできます。Steintor シュタイン・トア(石門)まで運んでくれます。

石門から東にのびる市壁。 Lagebuschturm ラーゲブーシュ・トゥルム(奥)と、Das Kuhtor クートア(手前) 塔の南側にはまったく窓がありません。
Lagebuschturm ラーゲブーシュトゥルム (防衛塔) 地下牢があるそうです。このつるべで何を上げていたのでしょう。
Das Kuhtor クートア(牛門)の北側には、部屋に窓があって、いまは資料館になっているようです。

旧市街は、どの道も、なめらかな大きな敷石で覆われています。川からせり上がった高台にあるので、坂道が多いです。

近くに、St. Nikoleikirche ザンクト・ニコライ・キルヘ(教会)が見えます。

切妻屋根には、大きな太陽光パネルが貼られていて、その下には、たくさんの窓が並んでいます。ここは、教会関係者の住居になっているそうです。

St. Nikoleikirche ザンクト・ニコライ・キルヘ(教会)
玄関には、住人のための呼び鈴がいくつもありました。

次は、St. Petrikirche ザンクト・ペトリ・キルヘ(教会)を目指します。

穀物貯蔵庫・記念館

高さ117メートルという、尖塔が見えてきました。

旧マルクト通り
St. Petrikirche ザンクト・ペトリ・キルヘ(教会)と旧マルクト広場
St. Petrikirche セイント・ペトリ・キルヘ(教会)入口

チケット売り場の人によると、世界大戦で街は、英空軍による3夜にわたる空爆を受けたそうです。この教会も8割が破壊されましたが、修復されました。入口内部のレンガには、破壊の跡が残されています。

教会前の旧マルクト広場は、ただの更地ですが、向かいにはレストランや小さなお店があります。

旧マルクト広場に面した通りです。「差し上げます」という衣類には、サイズの手書きメモがつけられていました。親切です。

もと来た道を引き返して、街の中心部へ向かいました。

いたるところに階段状破風が見られます。しかも、なぜか、みんな7段です。

明るいピンク色の市役所なんて珍しいです。7つの尖塔が目につきます。

Rostock Rathaus ロストック市役所
Rostock 紋章の グリフィン
Rostock 旧市街 1700年の様子です。中央の奥に石門があります。左手の尖塔は、さっき見てきたニコライ教会(奥)とペトリ教会(手前)です。街の中央に市役所があります。
市役所敷地内に遺されている門壁。

「7」という数字は、Rostock の象徴なのだそうです。

①市役所の尖塔も、②旧マルクト広場へつながる通りも、③街に入るための城壁の門も、④聖マリア教会の扉も、⑤鐘も、⑥バラ公園に植わっている菩提樹も、⑦(昔あった)桟橋も、7つある、という言い回しがあるそうです。

Neue Markt 新マルクト広場から、St. Marienkirche ザンクト・マリエン・キルヘ(聖マリア教会)が見えます。
新マルクト広場では、AfDが広報活動をしていました。

次に、St. Marienkirche ザンクト・マリエン・キルヘ(聖マリア教会)を訪れましたが、ちょうど参拝時間の終わりを告げられて、入ることができませんでした。

聖マリア教会から、賑やかなショッピング通りを抜けて、大学へ向かいます。

中央のゴツゴツした建物は図書館として使われていました。
大学前の広場では、たくさんの子どもが遊んでいました。
Ostock 大学は1419年創立で、ドイツで3番目に古いのだそうです。

それから、博物館にも寄ってみることにしました。今日は月曜日なので休館ですけれども。

Rostock 博物館入口

博物館になっている建物は、13世紀に、Kloster zum Heiligen Kreuz (聖十字架修道院)として建てられたものだそうです。きれいに残っています。

Kulturhistorisches Museum Rostock (ロストック文化歴史博物館)

そして最後に、城壁へ向かいました。

大学図書館分館として使われている建物。もとは、Michaeliskloster ミヒャエル修道院だったそうです。
13世紀の城壁
城跡の入口です。分厚い壁です。
夜は閉められるようです。
壁の内側は、修道院の内庭です。

城壁に沿った、外側の通りには、堀のあった場所が バラ公園になっていました。子どもや若者がたくさん くつろいでいました。

バラ公園 大きな樹の陰は、涼しくて気持ちよさそうです。
「KZ」(Konzentrationslager 強制収容所) 逆三角形(囚人マーク)
Oberlandesgericht Rostock (ロストック高等地方裁判所)
Steintor 石門(南側)

とても疲れて、目の焦点があわないほど ふらふらでしたが、なんとか最初の Steintor まで歩きました。そこから、路面電車の5番に乗って、中央駅へもどりました。駅のホームに着くと、出発15分前の電車が待っていました。

おかげで、冷房のきいた車両で、ゆったりした座席に座って、帰ることが出来ました。なんともありがたいことでした。おまけに、のどかな風景を見ながら旅することが出来ました。

森を切り開いてレールを敷いた場所も多いですが、牧草地やトウモロコシ畑が青々と広がっています。今は、熱波の影響の干ばつで、作物が枯れているところもあると聞きますが、こちらはまだ大丈夫そうです。

ところどころに、太陽光畑や、風力発電林も現れます。動物たちも見ることができます。馬、雌牛、ヤギ、シカ、サギ…。