Maifeiertag マイ・ファイヤー・ターク(メーデー)

くらし

5月1日(金)はメーデーの休日です。

ベルリンでも複数のデモの開催情報がネット上にあげられていて、それぞれのデモに「参加します」ボタンがつけられたサイトもあります。

アパートでゆっくりしたい誘惑もありましたが、2つのデモの見学を決心してでかけました。

ひとつ目は、アレクサンダープラッツからすぐの、赤の市庁舎広場です。労働組合の呼びかけによる、もっともオーソドックスなものです。「家族向け」と書かれているとおり、小さな子どもたちも、労働組合の赤い風船をもらって楽しんでいました。

開始時刻前から、ベンチや露天がたくさん設置されていて、人々がくつろいでいました。

それぞれの主張を掲げて集っているので、声をかけて話を聞いている人もいます。残念ながら、知らない人に声をかける勇気がありません。私の弱点です。
「憎悪はいらない、暴力はいらない、戦争はいらない!」 ほんとにそのとおり。
Walze ヴァルツェ (遍歴の旅)の途中らしい Wandergeselle ヴァンダーゲゼレ (遍歴職人)がいました。杖は持っていませんでしたが、裾広のズボンに、黒いツバ広帽子と、巾着袋という、中世の出で立ちです。中世以来の伝統で、彼らは数年間かけてさまざまなマイスターのもとを訪ね、修行を積みます。その間は、自宅に帰ることは許されず、お金を使うことも許されず、自身がもつ技術と交換に、食・住を与えられて生活します。

この後、この広場に集まった人たちで、通りを練り歩いたようです。冒頭の写真は rbb(Rundfunk Berlin-Brandenburg)のサイトから借用しました。

次に向かった先は、Grunewald グリュネヴァルト という大きな緑地にある閑静な地域です。

まるで小さなお城のような高級住宅が、道沿いにずっと並んでいます。駐車中のパトカーを何台もやり過ごして歩きながら、こんなところで、よくデモの開催が許されたなと思いました。

すると、何十台、それ以上のバイクが、轟音を立てて、走っていくのに遭いました。デモの種類も団体数も、数え切れないほどあるのでしょう。

デモ開催の広場に到着。耳が痛くなるほどの音量で、音楽を鳴らして、スローガンを掲げ、スピーチをしています。

Kreuzberg クロイツベルク地区の Görlitzer Park ゴーリツァー公園が、フェンスで囲まれ夜間閉鎖されたことへの抗議運動。
上記の抗議ボードですが、こちらは市長や、監視カメラ、パトカーなどに、ボールを当てて倒すゲームに仕上がっています。
厳冬だった今年1月に、ベルリンでは大停電が発生しました。そのときベルリン市長が、テニスをしていたことを釈明した言葉「頭をすっきりさせようとした」を、もじった皮肉のようです。
「Kai(ベルリン市長)の時代はもう終わった」
ひどい家賃高騰に反対するデモを 9月5日に開催
自動車道 A100号線の工事反対
デモ参加者が、警官に向かって何か罵っていましたが、緊張はありませんでした。

これらは(私でも来れる)穏やかな小さなデモです。

ベルリン最大のデモは、事前に通行止めされて、夕方から始まりました。

警官が5300人も投入されたそうです。戦争反対、兵役義務反対などの主張を中心に、若者が多く参加して、夜通し行われたそうです。

Berliner Zeitung ベルニナー・ツァイトゥング(ベルリン新聞)より